ジャケットも

ジャケットも、アイロンをかけてください。当て布をして、中温でスチームを出してね。仕上げ馬を持っていなければ、袖の中にくるくる筒状に巻いたバスタオルを入れると、アイロンを当てやすいです。ぎゅうぎゅう押し付けるようにアイロンを当てると、テカテカになってしまいますから、アイロンを持つ手と反対の手で、生地を軽く引っ張りながら、アイロンを軽く滑らすように、ゆーっくり動かしてください。ウールのスーツについた軽いしわなら、入浴直後の蒸気がこもった浴室で、2,3時間吊り干しすると、自然にしわがある程度伸びます。そのまま吊りっ放しだと、臭いが付いたりカビが生えやすくなるので、適当なところで取り出して、風通しのいい場所で吊り干ししてください。あと、同じものを毎日着るのも、よくないですよ。一日着たら、丸一日以上風通しのいい場所で陰干しして服を休ませて、数着をローテさせながら着用するようにしましょう。